プランの立て方

予算とスケジュールの目安を立てましょう
一通りの出来上がりまでにどのくらいの費用を捻出できるか、つまりイニシャルコストはどれくらい?
その後のステップアップ・メンテナンス費用は?つまりランニングコストはどれくらい?
イニシャルコストは一時的な支出、ランニングコストは月にいくらというような恒常的な支出です。
細かい計算はこの段階では必要ありませんが、目安を持つことはとても大切です。
たとえばお家を新築される方の場合、できれば、建物・外構だけでなく、庭のイニシャルコストも含んでおいた方がいいでしょうね。最終的に庭にぜんぜんお金がかけられなくなって数年ほったらかしなんていうこともよく聞きますから。
そして、スケジュールも「次の春までには一通り」とか「なんとか年内に」とか「3年計画で」などと目安を持っておきましょう。でないと、やっていくうちにあせってしまうかなしくずしになりがちです。

これ以降は、ご自身だけで進めていく場合とプロに依頼する場合とで異なってきます。

<プロに依頼する場合>  
         ご自身で進めていく場合はこちら
依頼時の注意点
まず、なにがしかの方法で造園業者やガーデンデザイナー、ガーデナーを選定してまずアポイントを取り自宅(または予定地)に来てもらい、自分の要望を伝えます。
その際、その会社(人)が信頼に足るかどうかしっかり確かめる必要があります。
次のようなことに注意しましょう。
 @施主(あなた)の想いをちゃんと聞いてくれるか
 A施主(あなた)の質問にごまかしなく答えてくれるか
 Bいいことばかり言っていないか
 C安さばかりを強調していないか
 D施工実績を誇りすぎないか
 E他の同業者をことさら悪く言っていないか
 F約束の時間を守ったか
判断はあなた自身にお任せしますが、できれば施工をすっかりお任せにするのではなく、一緒にできるところはやらせてもらえるのがいいと思います。材料なんかも安価に自前で用意させてもらえると助かりますよね。予算を切り詰められるし、愛着も違ってくると思います。
次にとにかく見積もりを取りましょう。
普通、デザイン図と見積もり書が対になって出てくるはずです。
この段階でデザイン料金を請求されたり、デザイン図(イメージ図)がないものは論外です。
価格やデザインの見当が全くつかない場合には、何社(者)か相見積もりは取った方がいいかもしれません。
見積もり内容をどう見るか
とにかく誰が見てもわかりやすいことが最大のポイントです。
デザイン図の内容と見積もり書の内容が一致していること、見積もりの明細が示されていることを確認してください。平面図だけでなく、俯瞰図または立面図があればイメージがつかみやすいので尚いいですね。

決定するまでのプロセス
この見積もりとデザイン図をもとに条件・要素を取捨選択しながら詰めていきます。最も肝心な条件をクリアできる会社(人)のものを採用すればいいわけです。この交渉に快く応じてくれ、施主の立場で検討してくれるところを選びましょう。
私の経験では、デザインの手直しと再見積もりはせいぜい3回目まででだいたい決まります。その間、気がついたことや不明な点はお互いに都度都度メールや電話で確認しています。交渉がいつまでもまとまらず、見積もりを4回も5回も出さなければならない状況があるとすれば、施主様側か業者側になにか大きな問題があり、このままでは大きなトラブルを招く可能性があります。一旦白紙に戻した方がいいと思います。
さて、内容に納得したら、その会社(人)に口頭でお願いします。しかしこれは、信頼感に問題がない場合の話しです。やはり慎重に進めたい方は一応契約書を交わすべきでしょう。書式は相手に書かせて署名するだけですが、内容は依頼人の不利にならない内容かどうかよく確認しておいてください。

施工開始後も人任せにしない
スケジュールを確認したら、施工に入ってもらうだけですが、できれば一緒にやらせてもらったり、できなくてもせめて施工の様子をできるだけ見ていたほうがいいですね。不備のチェックもできますし、今後の参考になるやり方も見られるでしょう。そして、わからないことがあればその場でどんどん聞きましょう。お互いい緊張感の中で仕事が進んだほうが仕上がりもよくなります。
そして、これは私の場合の施主様へのお願いなんですが、できたものに対して評価してください。見た感じ、触った感じ、そこに身を置いた感じを伝えてほしいのです。良し悪しということでなく。


以上で、ひととおり完成です。流れをつかめましたでしょうか。
今後は、ことあるごとに相談できるガーデナーとお付き合いできればベターですね。
庭というのは、ライフスタイルに合わせて無理せず、無駄なく、コンスタントに手をかけていくことで、時間とともにになじんでいろんな味わいが出てくるものです。
なにも植物の知識・ガーデニングのテクニックを学ぶばかりが庭を素敵にするわけではありません。視野を広げて感性のベクトルを四方に広げていけばいくほど庭も含めた生活空間全体が豊かになるでしょう。
あわてず、じっくり歩いて行きましょう。



<ご自身で進めていく場合>

手順は次のようになります。この通りやらないとお庭ができないわけではありませんが、指針としてご活用ください。


デザイン
─┬─→全体の平面図・立面図を描く  
 │     
これはなかなか難しいもの。なにか   
 │   
  サンプルを見て
描いてみましょう。
 │     
このとき何に注意すればよいかは  
 │   
  「ゾーニングとテーマ設定」
 │     「カラーリングの基本」
 │     「カバーリングの考え方」
 │   
  
の各ページを参考に
 │   

 │   
├─→材料(資材・植物)のリストアップ
 │   
   
何をどれだけ使うのかを書き出
 │   
   
します。
 │   
  └─→材料の価格調査と調達方法

 
│        の確認
 │   
     
どこでいくらでどのよう
 │   
     
に買えるかを書き出してみ
 │        ます。特に大物や重量物は
 │        搬入方法をよく確認して。
 │   
     └─→全体費用計算
 │   
         
総額を算出し、支出
 │   
         可能範囲の折り合いを
 │   
         をつけます。
 │   
├─→スケジューリング
 │   
   
どの部分をどの時期にどこまで作る
 │   
   のかを線引きします。
 │   
└─→施工方法の確認
 │
       
植栽の方法(植える順序、土の配合
 │       
支柱のつけ方など)の確認や
 │
       
構造物の設計(寸法図、接合や組み
 │
       合わせ方など)を行います。
 

施工───┬─→材料の調達
 │      
スケジュールと予算に合わせて必要
 │   
   なものを購入します。

 │      
 │   └─→実施工
 │
      
実際に植栽や構造物(ストラクチャ)
       製作に入ります。

 │
   
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   「実践!自分流ガーデニング」の各項目を
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   ください。
 │       

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