勝手口の延長に‘アウトリビング’を作る(仙台市若林区F邸)

西側道路に面した敷地は松やヒバがある和風花壇で大きな石もあり、その合間を縫って門扉から玄関までコンクリの細い通路がある。
このスペースは花壇を除いて2坪強だが、勝手口があるもののほとんどデッドスペースになっている。

施主様は、ここをリビングダイニングの延長として「主婦」の居場所にしたい、という希望をお持ちでした。

方針は
○勝手口からそのままサンダルをつっかけて出られるようにする
○道路からのプライバシーを確保する
○変形の土地形状を最大限活かす
○既存のフェンスや門扉との整合性を保つ


以上のことから、パーゴラとウッドデッキを組み合わせ、極力この場所の形状に合わせながら立体感のある造作を施しました。

施工前のようす↓ 施工後のようす↓

巨大な石は前のオーナーが作った和風庭園の名残り。花壇はしっかり石組みで囲まれている。そのほかはコンクリのたたき。自転車が置いてある方に勝手口。家屋とこの大石のあいだの幅は1.2mほど。左奥に見えるのが‘正式な’門扉。本来この大石を巻くように玄関までたどるのだが、アプローチというにはあまりにプライベートな感じ。したがってお客様はここではなく写真左後方にあるガレージ側から玄関に向かう。



勝手口から門扉横の郵便受けまでデッキが続く。手前もエアコン室外機をラティスでカバーした。

道路から見た勝手口。門扉の正面にある。玄関は写真右奥で見えない。

勝手口の左側の柱を中心として不定円状に5本の柱を立て垂木でつないだ変形パーゴラ。プライバシータイプのラティスで目隠しする。門扉にアーチをかけ、パーゴラとの構造的バランスを維持するとともに目隠し効果を補強する。


季節のコンテナを飾り、生き生きとした空間に変身しました。使い勝手がとてもよいということで施主様も大変満足されています。