小みち+収納。“ジャングル”状態のお庭をスッキリ!
                 
(塩釜市W邸)

2世帯の大きな住居は外壁がタイル貼りのどっしりした作り。1階に住むお母様は植物好きでお庭にところ狭しと植木や草花を植えていらっしゃる上に大小さまざまの鉢や土の袋、園芸資材などがありとあらゆるところを占拠して、足の踏み場もない状態。もっと余裕をもってお庭を楽しみたいでもあまりカッチリつくりすぎないで、とのご要望でした。



図の上側と右側が公道で敷地上側が駐車スペース。上中央が玄関。右上角部分が2階世帯への昇り口と主庭への進入口。

施工前のようす(図A部分)

公道側から主庭に向かう2.5m幅の道。いろんな植物が繁茂してどこを歩けばいいのかわからない


>>>施工後のようす

正面に見える4mのイトヒバは1.5m手前にずらして移植。そこを巡るように曲線の道をつけて主庭へ導く。サビ系の砂利は明るく和洋どちらにも合う
施工前のようす(図B部分)

主庭は低木類や宿根草、一年草などさまざまな植物が雑多に茂る
>>>施工後のようす

玄関脇から移植したシャラノキを中央に周囲を巡る化粧砂利の小みちをつけた。庭奥との境にL字の格子パーゴラを設置。空間の切り替えを意識付けした
施工前のようす(図B部分)
主庭を庭奥側から見たところ。ジャングルは大げさだが手がつけられない状態

>>>施工後のようす

化粧砂利が周囲を明るくする。植栽箇所も明確になってランダムな植え方をして無秩序になることがなくなる
施工前のようす(図C部分)

庭奥は幅が狭いのでさらにジャングル状態で踏み込めない
>>>施工後のようす

樹木を整理し段違い格子で隣家側を目隠し。部屋側にも柱を建てパーゴラ状に。つる植物を這わせて緑のドームにする計画
施工前のようす(道路側階段部分)

階段下は物置き場に最適。でも中身が道路から丸見え
>>>施工後のようす

形状に合わせて3つの扉をつけた。△部分もパカッとはずせる。大物の出し入れも楽だ
>>>施工完了3ヶ月後

3ヶ月後のお庭。相変わらず鉢植えは多いもののそれぞれが個性を見せながら共存している


ミカゲピンコロの縁取りに草花がかかってきていい感じ

構造物を多用しすっきり整理されたお庭でも曲線を活かすことで自然な雰囲気になりました。あれもしなきゃこれもしなきゃと楽しいはずの庭いじりが苦痛になっている方、どうぞ参考になさってくださいね。