ハンギングバスケットの作り方 Hanging-basket

ハンギングには「壁かけ」タイプと「吊り鉢」タイプがありますが、上部だけが開口している容器では作り方は基本的に普通の寄せ植えと変わりませんし、とても簡単にできます。
でもそれでは面白くありません。
そこで、容器の側面からも苗を挿し入れて容器が隠れるほど植物で覆い尽くせたらすばらしいですよね。
「ハンギング」だけにできる芸当なんです。では、どうやって作るか、順を追ってご説明しましょう。

ハンギング容器ず、ハンギング容器を用意します。
ハンギング用のプランターは各種ありますが、側面から苗を入れやすいタイプを選びました。外枠と土の流れ止めビニール、苗挿し込み用スポンジがセットになっています
ハンギングセッティングビニールを取っ手に引っ掛け、背面にしっかり当てて敷きます。前面にスポンジを枠に密着させます。
鉢底石敷き詰め鉢底石をひと並べ敷きます。スポンジは水はけがよいのでいきなり培養土を入れてもいいでしょう。
苗の挿し込み培養土を入れ、下側の穴から順番に苗を挿し込みます。このとき、底を切り取って広げた黒ポットを、土を落としてスリムにした苗の根に巻きつけてポットごと穴に入れると、根を傷めずスムーズに挿し込むことができます。

培養土はピートモス主体に赤玉土、バーミキュライト、完熟腐葉土をブレンドし、マグァンプKを混ぜ込んであります。軽量化を図りつつ水はけ、水もちを良くしたつもりでしたが、スポンジは思った以上に乾きやすく、少しの雨では水やり替わりになりません。毎日水差しでていねいに水を与えます。
ハンギング完成上面を最後に植えれば、できあがり。容器の中に隙間があかないよう培養土は割り箸などでしっかり入れ込みます。成長の度合いを考慮して横からの挿し込みは6箇所にしました。

<使用した植物>
上面左:ロニセラ・ニティダ
上面中央:ラミウム
上面右:ミセバヤ
側面左:オレガノ‘ケントビューティー’
    カーペットカスミソウ
側面中央:センチュリオン(ディアスキアの園芸種)
     コリウス
側面右:モミジバゼラニウム
    リシマキア・ヌンムラリア‘オーレア’


ハンギングのボリューム変化のようす
植え込んで18日後
さまざまな色と形の‘葉もの’が主役で花がアクセント。だいぶ成長したがまだ側面が隠しきれていない。
18日後
40日後
左下のオレガノ‘ケントビューティー’は上向きにならない。コリウスが幅を利かせてきた。
40日後
72日後
左上のロニセラ・ニティダとラミウムは途中刈り込みを入れたもののほかは放任。すっかり容器も隠れてボール状になった。ミセバヤがピンクの蕾を持っている。センチュリオンの存在感が薄い。
72日後
90日後
コリウスが半分を占め、薄紫の花穂も上がってきた。右上のミセバヤが満開に近い。植え込んだ当初からボリューム感は約2倍になっている。
90日後