「寄せ植え」を上手に作るにはどうしたらいいのでしょう?
皆さんは何が一番大事だと思いますか?
講習会に参加した方に聞いてみると、ほとんどの方が「センス」と答え、「私にはセンスがない」と言います。
ではその方たちは、講習会にセンスを磨きに来ているのでしょうか。
いや、どうもそうでもなさそうです。私には「技術」とか「知識」を学ぼうとしているように見えます。
自分では「センスが一番大事」と言っておきながら。矛盾してますよね。
センスがないから技術でカバーしようと思うのでしょうか。であれば、一番大事なのは「技術」じゃないですか!
そもそも「センス」と言う意味をはきちがえているんじゃないかな。
センスって、モノの値段や会社の役職や国内総生産の数字と違って、大小や優劣や多い少ないで決められるものじゃないですよね。
「センス」は「ある」とか「ない」とか言うのではなく、「感じる」か「感じない」か、っていうことじゃないでしょうか。
だとすれば、自分が作った寄せ植えを人に見てもらうときに「私はセンスがないから…」という言い方はおかしくないですか?
正しくは「この寄せ植えは自分では気にいらない」などという言い方になるんだと思うんですけど。
うがって考えると、へりくだることで、人から厳しい評価を受けた時のショックをやわらげようとする心理、それか、自分の正しさや優秀さをえん曲的に誇示しようとする心理とでもいいましょうか。(気を悪くしたらごめんなさい。m(__)m )
すばらしいか、そうでないかは、個人の自由裁量なんです。
センスはその人固有の能力で、IQいくらというような数字で表す性質のものじゃありません。
まだまだ自分のセンスに納得がいかないというなら、寄せ植えをいっぱい作ることだけでは足りません。
私は、センス=五感の感応力だと思うんです。
ですから、身の回りのいろんなものごとに、目、鼻、口、耳、手足で関わってみることが最も大事なんじゃないかと。頭で考えるより前に、ですよ。
日常そのものが、センスを磨く教室ですから、お金もかからないし、時間もあえて作り出さなくてもいいですよね。
安心してください。皆さんが作る寄せ植えは、間違いなく「すばらしい」ものです。
寄せ植えの基本に忠実だとかスタイルがいいとか植物の性質をよく考えているとかいう以前に、あなたが自分で作ったということがすばらしいんです。
「上手」「下手」なんていうあいまいな評価基準はもう関係ないんです。
人間には、間違いなく向上心があります。
だから、もしあなたが作った寄せ植えが「気にいらない」と感じたなら、その時点で、すでに「じゃあ次はこうしよう!」と頭の片隅で思っているはずです。
そうやって少しづつ自分の思いが寄せ植えに現れてくるんですよね。
思ったことが十分表現できるようになれば、そりゃあもう寄せ植えほど手軽で楽しいものはありません!
そうなったらその寄せ植えを家族やお友達に見せて、「私、これ気に入ってるんだ!」と言ってみましょうよ!!